すっかり季節は秋。

一昨日、急に金木犀の香りがするようになって、本当に秋になっていることを実感しました。

さて、今日はパトラさんについて。

推定だけど、たぶん1番の年長者であろうパトラさん。

ブログで耳が聞こえていないかもってことは書いていたんだけど、ああ、本当に耳が聞こえていないんんだろうなってことが多々あって、ほぼ確実だろうなと思います。

（大きな音がしても反応がなかったり、背後から近づくととんでもなく驚いたり…）

今年の真夏に聞こえなくなったみたいで。

真夏は本当にほとんど動かなくなっちゃって、トイレ以外は棚の上から降りてこなくて。

ご飯もそこにせかせか運んだら少し食べてくれてホッとしたり。食べてくれなくてどうしたらいいかわからなくなったり。

そんなことの繰り返しで。

あと2年は頑張ってって。そしたらきっと腎臓のお薬できるからねって。

何度も何度も、聞こえてなくても大好きだよって、ずっと一緒だよって声をかけて。

本当にそんなことの繰り返しで。

でも涼しくなってきたあたりから、少しずつまた動くようになって。

夏バテか腎臓の影響か？とか思っていたけれど、もしかしたら耳が聞こえなくて不安だったのが、慣れてきてまた動けるようになったのかなと思ったりしています。

毎回、気になっている耳と歯。

病院で耳も歯も必ず健診で診てもらってもそこまでひどくなさそうかなぁ…ってことの繰り返しで。

耳は猛烈にかゆがるし、もうこの１、２年くらいご飯を食べようとすると口をもごもごくちゃくちゃして食べるのをやめてしまうこともあって。

この数ヶ月はちょっとお口におうようになったな…と思っていて。

腎臓の影響かなとか、歯が悪いのかなとか、いろいろ考えていたけれど

今週3ヶ月ぶりに診てもらったら耳の中はそこまで汚れていないし、やっぱり老化かもしれないなって言われました。

ただ、中耳炎に見えなくても中耳炎の場合もごくまれにある、なんてことも仰っていたので、今後パトラの負担にならない程度でダメ元でも何か治療ができたらいいな、などと思っています。

そして今回のお口の中、歯茎を見たら赤いブツブツができていて、そのブツブツに当たる歯が抜けかけていることがわかりました。

たぶん歯槽膿漏かな。先生がちょこっとその歯に触ったらもうグラっと動いて、その場でスポッと抜いてくれまして。

ちっこいパトラさんのかわいい歯。ちゃんともらって帰ってきた。

口臭も落ちついたので、これでまたご飯が食べられるようになってくれればと思います。

体重は今まで少しずつ下がっていて、今回の健診では3.3キロ。

保護して落ち着いた時は4キロあったので、せめて3キロ後半を目指したい。

今、何歳かな。

2013年7月に保護した時に、犬歯は歯槽膿漏でグラグラしていたし（大手術してます）推定8歳くらいじゃないかなどと言われたし、15〜18歳くらいじゃないかなって。

野良歴が長い子は、子猫の時に保護された子よりも病院に行く回数がかなり多いです。

たぶん、外でたくさん消耗しているんだと思います。

保護は若ければ若い方がいいなって、そう思います。

パトラさんと一緒に暮らし始めて10年。

先週、初めて人の足に頭を擦り付けにきました。

泣いちゃった。嬉しくて。

甘えて机の足や壁に擦り付けている姿は何度も見たけど、「自分から人に触れる」ことは決してしなかったパトラさん。

野良猫の時にした怖い記憶が、少しずつほどけていたら嬉しい。

パトラさんのペースで良くて。パトラさんが思うように、したいような生活ができていればいいなと思います。