猫と暮らす洋裁店magical は、現在準備中です。
2023/08/05 12:00
みにゃさん、こんにちは。
この酷暑の中、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは、うちの子の目やにがでたり、なぜか気がつくと暑い場所にいるから涼しい場所に誘導したりと、相変わらず猫ちゃんのお世話に明け暮れる日々です。
いやね、6ニャンズって多いよ。ほんとに。
たまに20ニャンズいます!みたいな方いるでしょ?
どうやってお世話してんの???
うちの猫ちゃんは、本当は5ニャンズなんですけどね。
いや、なんならふたりまでで終わるはずだったんですけどね。
いつのまにか6ニャンズになっていました。
去年の9月に白猫さんを保護したところ、里親さんを募集しようと思っていたのに紆余曲折あり、いまだに里親さんは見つかっていません。
(通称白ちゃん)
里親さんは関東近郊で探すのではなく、我が家の近隣で探しております。
要するに、脱走癖があるんですよ。
保護当時はもう家の暮らしに全く馴染めなくて。
保護して1ヶ月ほどはなんとか頑張って家に閉じ込めていたのですが、脱走しまして。
最初は2階から飛び降りて脱走。(怪我がなくて本当によかった)
今も自分で窓を開けて脱走します。
最初の脱走の時はもう全然帰ってこなくて、やっと10日ぶりに帰ってきた!と思ったら、お友達を連れて帰ってきたんです。
(お友達じゃなくて兄弟とか家族かもしれません。)
そうか…外に出たがる理由はこれかと。
それならば、お友達と一緒にどこかのおうちに行けばどうだろう。
それでも君は脱走するのか?
お友達も保護するか、TNRするか…
正直なところ、もう予算が全くもってないわけで。
お友達を保護するのは、また保護活動費を1から貯めなければ。
そう思っていたんだけど、お友達を何度か連れて帰ってきても警戒心が強すぎて、本当に何もしてあげられなくて。
ご飯だよってわたしがカラカラ鳴らして持って行っても一目散に逃げちゃう。ここに置いておくよ!ってしばらくして見に行くと食べてなくて。
何回かご飯をあげようと試みたんだけど、全く近づけないうちに、うちのお庭で地域のボス猫さんと遭遇してしまいました。
(ちなみにこのボス猫さんもTNRか保護したいんだけど…長毛猫さんで、すごく外の生活が辛そうなんだよ…涙)
家で夕食を食べている時に、猫ちゃんたちの叫び声で喧嘩に気がついて、慌てて外に出て止めたんだけど、それ以来全くうちに来てくれなくなってしまいました。
本当にまいった。それが今年の1月末のことなので、もう半年以上も姿を見れてない。
なんとかご飯だけでもと思っていたんだけど、周囲を毎日パトロールしても全然見つけられないまま、この酷暑を迎えてしまいました。
白ちゃんは白ちゃんで、脱走後、事故や虐待が怖くて仕方なかったけど、帰ってきても出たがったら出す、という日々を送りました。
それが、本当に少しずつ家の時間を長くして、なんとか、なんとか、やっと今1ヶ月完全室内になったんです。
本当にね。わかんなくなる。猫ちゃんにとっての幸せが。
この酷暑で1ヶ月ほどは窓を開けて外に行くということがなくなったんだけど、それが酷暑で出る気にならないだけで、秋になったらまた脱走が始まるのか…どうなるのか本当にわかりません。
(ちなみに、窓にストッパーをしたら自力で窓を開けられなくなったみたい。ただ網戸ぶち破り事件も過去にあるのでどうなることやら…)
事故や虐待の怖さを知らないのか?と思ったりもするんだけど、人をすごく怖がる子なので、そこそこ怖い目にあっているはずなんです。
(いまだにうちの父から逃げたりする)
白猫さんは外では生きづらい色なので、警戒心もすごく強いんだと思います。
それでも外に出たいんですよね。自由に歩き回りたいんだと思います。家族も外におるし。
それなら、お友達を保護して、一緒に里親さんを見つけられたら…と思ったりもしているんだけど
ダメな場合はうちの猫ちゃんになって、いっきに7ニャンズになってしまう…
いやもう無理。もう5ニャンズでも無理なところを6ニャンズいるのに!!!
しかも、成猫、たぶんお友達も猫エイズキャリアだと思うので。
そんな子たちふたりセットで、近隣で迎えてくれる方いるんだろうか、と。
(ちなみに、うちの近隣は本当に高齢者が多く、若い方は少ないんです…)
ちょっと条件がつきすぎて、見つからないかもしれない…なんて思っています。
まずは白ちゃんの里親さんを見つけて、その後にお友達も保護できればその子も一緒にどうですか?
といきたいものなんだけど…
なんとか白ちゃんの保護が1年経過する前に見つけたいと思っていたけれど、たぶん難しいですね。
条件だけ見ると、見つからない可能性が90%だと思います。里親募集を自分で作っているのですが、もう注文の多い白猫店なんですよ。
でも、探さなければ何も始まらないと思って、探しています。
1年我が家で暮らして、やっと慣れてきた環境から変えてまた1からって、かわいそうな気がしてしまいますよね。
わたしもそう思っています。
でも、うちで6分の1の愛情で生活するよりも、何かあったら、きちんと医療に迷わずかけてもらいながら、お友達とふたり一緒にたっぷり愛情を受けて生活した方が、白ちゃんは幸せだと思うんです。
わたし、白ちゃんのことも大好きで。
もう手がかかるほどかわいくて。
白ちゃんてね、心を許してくれると、すごく懐こいんですよ。
一緒のおふとんで眠る時、わたしにべったり張り付いて、わたしの頬に自分のお顔をくっつけて寝るんです。
普段もこんなかんじ。
かわいくて愛しくて爆発する。
できればずっと一緒にいたいけれど…
でも、やっぱりきちんと安定したおうちの子の方が幸せなんだと思うんですよね。
推定3歳くらいなので、この我が家で暮らした1年よりも、これからの未来のおうちの方がずっとずっと長く生活することになると思うので。
まぁ、かといって、里親さんはなかなか見つからないけれど。
いや、本当に5ニャンズでも無理なのにね。なにやってんだろ。
でも、保護して「保護しなければよかった」と思ったことは一瞬もないんですよね。
猫ちゃんの保護活動って、想像するよりとってもハードで闇も深くて辛くて苦しいことの連続だと思うんです。
想像のはるか上をいく。辛いことがたくさん。
白ちゃんに関しては、この子にとって、家猫にすることが果たして正解だったのかな。
本当はお外の世界にいた方がよかったのかな。
そんなふうに迷うことはあっても、外の世界はやっぱり危険で。
特に白猫さん、とりわけ青目の子は紫外線が危険なので。(発ガンリスクが高い)
この酷暑、白ちゃん、家の中にいられてよかったねって思うと同時に、外猫さんたちが本当に心配です。
どうか、生きていてほしい。
こんな過酷な環境で、何もできないくせに生きていてほしいって願うのは、どうなんだろう。
わたしが外猫さんだったら、おまえは何もしてくれないくせに、ずいぶん勝手だな、と思うかもしれない。
でも、どうか生きていてほしい。
心の底から願ってしまう。
保護したい。全員なんてきっと無理だけど。
せめてTNRして、少しでも落ち着いた環境を整えられたらいいのに。
自分が無力すぎて、苦しい夏を迎えています。
でもまだ旅路の途中。諦めない。
これからも迷うことはあるけれど、猫ちゃんと日々やさしく共存して生きていきたいと思っています。